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JA・商工会議所と意見交換

JAしまね出雲地区本部にて
JAしまね出雲地区本部にて

10日、後藤由美出雲市議、吉井安見党地区常任委員らとともにJA出雲地区本部、出雲商工会議所を訪問し、新型コロナウイルスの感染拡大による影響や国政・地方政治について役員らと意見交換を行いました。

 

JAしまね出雲地区本部では、岡田達文常務理事・本部長、川上弘信営農部長、山根康太営農企画課長が応対。新型コロナの影響で外食需要が減少し、米価下落が不安視される中、需要に見合った生産を行う場合、来年の米の作付は全国で30万~50万トン程度の縮小が想定され、「出雲市内では約100ヘクタールの減産に相当するが簡単にできるものではない」「玉ねぎやブロッコリーなどの園芸作物への転換というが、中山間地では困難も多い」など、先行きを懸念する声が寄せられました。

 

出雲商工会議所では、山岡尚専務理事、勝部勝事務局長と懇談。会議所独自の取り組みや寄せられる相談に丁寧に応じていることなどを伺うとともに、「持続化給付金など、国や自治体の支援策によって、状況は改善しつつあるが、影響が長引く中で年末まで持つのかどうか不安をもつ業者は多い。さらなる支援を」と切実な要望が寄せられました。

 

まもなく県議会の定例会も始まります。寄せられた声も踏まえ、引き続き、新型コロナから県民のくらしと命を守るために全力で取り組む決意です。(写真はJAしまね出雲地区本部にて)