江の川が豪雨で氾濫(7月14日)し、2年前の西日本豪雨のときと同じ地域が浸水した問題で、日本共産党県委員会は、大平喜信前衆院議員(衆院中国ブロック比例候補)とともに、広島市の国土交通省中国地方整備局を訪れ、堤防整備など早期の治水対策を求めました。
要請では、①国の防災・減災事業予算の増額②江の川下流の島根県内で15%にとどまる堤防整備率(上流の広島県は69%)の整備推進や水防事業の予算増額③同一地域内の移転などに水防事業と同等の補償④支流堤防整備とバックウォーター対策、内水排除のためのポンプの常設化―を求めました。尾村利成党県議団長は「住民に情報提供し、意見を聞き、双方向での治水対策を」と要望しました。
担当者は「予算の確保を求め、スピード感を高めて取り組む」と述べました。