9月4日、県内の開業医(医科・歯科)を中心に構成される医療団体である島根県保険医協会の定時総会が松江市内で行われ、日本共産党から尾村利成・大国陽介両県議が連帯のあいさつを行いました。
大国県議は挨拶で「安倍政権は社会保障の負担増と給付の削減を行い、医療制度を後退させようとしている。しかし、多くの自治体で乳幼児医療費助成制度が拡充するなど運動によって前進している分野もある。よりよい医療制度の実現へ力をあわせましょう」と訴えました。
総会後には国際ジャーナリストの堤未果さんが「沈みゆく大国アメリカ~逃げ切れ!日本の医療~」と題して記念講演が行われました。堤さんは、米国で医療がビジネスとなっている実態を報告。TPP協定の締結によって日本の皆保険制度が崩壊する危険性について警鐘をならしました。