9月2日、日本共産党島根県委員会はJR西日本と溝口県知事に対し、1日にJR西日本が表明した三江線廃止の結論を撤回するよう求めました。
申し入れには、尾村利成・大国陽介県議と江津市の森川、多田両市議、川本町の山口町議、邑南町の大和町議らが参加しました。
JR西日本への申し入れでは、「病院へ行くのに利用していたので、なくなっては困る」「鉄道がなくなれば地域の衰退に拍車がかかる」「JRは決断を出すのが早すぎる」など、住民から不安や不満の声が上がっていることを紹介し、「公共交通の存廃は、事業者だけでなく住民や利用者、自治体が一体となって議論を深め結論を出すべきもの。今回の廃止決定は、あまりにも拙速であり、住民の合意も理解もない。ただちに撤回を」と要求しました。
溝口県知事に対しては、県民の立場に立ち、「廃止」というJRの拙速な結論の撤回、地域公共交通を守るという県の姿勢を明確に打ち出し存続・改善に向けて最善を尽くすよう要望しました。