3月4日、2月定例会本会議で一問一答質問に立ち、「国民健康保険」「保育士配置基準」「県立病院での病児保育」「子どもの貧困」の4テーマを取り上げました。
「国民健康保険」では、保険料が高騰し、この負担が生活を苦しめていることや保険料が納められない方に対しての制裁措置や厳しい聴衆の実態を指摘。知事も「保険料の負担が大きい、苦しいといった実感を持つ方々が多くなっている」との認識を示し、部長からも「滞納者の経済状況をよく把握したうえで適切な対応となるように市町村に対して指導、助言を行う」との答弁がありました。
「保育所の職員配置基準の改善」では、部長からは「質の高い保育を提供するための職員配置という意味では現状では十分になったいないことが課題」との認識が示され「1歳児の配置基準を見直し、県独自でも補助を」を求めたことに対しては、「国に対して早期の見直しとなるよう強く要望していく」との答弁がありました。
「県立病院での病児保育」では、「病院職員のみならず、広く市民が利用できるように、地域のニーズを把握し、そのうえで定員の設定を」と質問。病院局長は「院外利用の可能性についても検討していく」と答弁しました。
「子どもの貧困」では、知事は「国の動きもよく注視しながら、子どもの貧困対策の一層の充実を図っていく必要があるもの」との認識を示し、健康福祉部長は「教育委員会とも連携を図りながら、よりきめ細かな実態把握に努めていきたい」と答弁しました。
質問の様子はインターネットでご覧になれます。