11月25日よりはじまった12月定例会も明日(19日)で最終日を迎えます。定例会の最終日は、市長が提案し4つの常任委員会(総務、文教厚生、環境経済、建設水道・私は文教厚生委員会の所属)での議論を経たそれぞれの議案や請願・陳情の採決が行われ、それに先立つ討論に立つ予定です。
また、本会議終了後の全員協議会では、中国電力が島根県に提出した島根原発2号機の新基準適合審査申請の島根県の事前了解にあたっての出雲市長の意見が表明されるものと思われます。私たち日本共産党出雲市議団は17日、文書にて「今回の申請は再稼働と一体のものであり認められない」との意見を市長に提出したところです。
長岡市長は、今回の基準適合審査申請は、「再稼働とは別」と強調し容認する態度を既に表明していますが、圧倒的多数の市民が再稼働に不安と怒りの声をあげているなかで市長が今後どのような対応をするのか注視していく必要があります。単に安全協定が締結できればいいという話でもありませんし、実効性ある避難計画の策定も本当にできるのかわかりません。
原発の巨大なリスクを考えただけでも再稼働など論外で、原発からの撤退こそが責任ある対応だと強く訴えていきたいと思います。
議会が終わればすぐに今年が終わり、新しい年が始まります。今年を振り返り反省しつつ、やるべきことをやりきって一年を締めくくりたいものです。