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原発・新エネ、松枯れ対策、障がい者の外出支援、ごみ出し支援、5歳児健診の実施で質問に立ちました

2日、9月定例会の一般質問に立ち、「原発からの撤退と新エネルギーの普及拡大」、「薬剤空中散布によらない松枯れ対策」、「障がい者の外出支援福祉タクシーの改善」、「ごみのふれあい収集」、「5歳児健診の実施」の5項目について、市の姿勢を質すとともに、住民から寄せられた要求を取り上げました。

 

長岡市長は、「直ちに原子力発電からの脱却は困難」としつつも「原子力発電の依存度が低減していくことが必要」とのべ自然エネルギーの拡大を進めると答弁。中国電力のプルサーマル説明会への関係者動員について、「やらせ、世論誘導と言われても仕方のないことであり非常に遺憾」と不快感を示しました。

 

また、自然エネルギーの拡大について、「住宅用太陽光発電やバイオマスエネルギーの普及啓発活動を行う」、「小水力発電について調査研究を進めている」、「エネルギーの地産地消は、非常時におけるリスク分散を高める観点からも有効で、少なからず地域経済の活性化に寄与している」との考えを示しました。

 

このほか、松食い虫防除のための薬剤空中散布については「絶対の安全が確認されるまでは実施しないとの方針に変わりはない」としつつも「薬剤の空中散布を一つの手法として議論することは排除しない」との矛盾する答弁・・・。

 

「福祉タクシー」については、利用券の配布枚数を居住地域に応じて増やすなど、制度の充実を求めたにもかかわらず「ゼロベース評価委員会で指摘された、制度の継続のために見直しを検討したい」と市民の立場でない冷たく噛み合ない答弁。各地で実施されている「ごみのふれあい収集」についても「個別に対応するので(必要ない)」と。

 

保育関係者から要望の強い「5歳児健診」の実施について健康福祉部長は「軽度の発達障害の発見に有効」としつつも実施の考えないと回答。一方教育長は「3歳児健診から就学前健診までの間での健診は可能であれば有効」だと。現場の生の声を紹介しながら質問しましたので、変化もあるかもしれません。今後の展開に注目したいと思います。

 

(写真・質問する私 議会事務局撮影)